どこまでも広がる大草原、どこまでも澄んだ空気。この景観は自然の営みだけで出来上がったわけではなく、放牧や採草など農業や畜産の営みによって維持され、いわば人と大自然が共生している、英知の結晶ともいえます。
中でも野焼きは、高原の表情をガラリと変える春を呼ぶ風物詩で、大地に眠る生命へ目覚めの合図となる。やがてやわらかな若草が顔を出し、勢いを増した生命の息吹は、大地の賛歌を歌うかのようです。

５月下旬から６月中旬にかけてミヤマキリシマ（国指定天然記念物）が山頂をピンクに染め、秋にはまるで鮮やかなじゅうたんを敷き詰めたかのように見事な紅葉が覆います。華やいだ季節が終わりを告げると、真っ白な雪が山を包み込み、神聖な美しさに彩られたこの姿は絶景です。

九重高原の景観は四季折々に姿を変え、見る者の目を飽きさせることがありません。また、周辺には平成１９年１０月のオープン以来多くの観光客からの人気を博している「夢大吊橋」をはじめ、数々の観光施設、温泉施設がございます。冬季は九重森林公園スキー場にてアウトドアスポーツを楽しむこともできます。その他、周辺に数々の見所・お食事処がございますので一年を通してどなたにもお楽しみいただけることでしょう。悠々とした九重連山や飯田高原などの大自然を背景にした最高のロケーションは、第２のライフステージをお考えの方、スローライフをご検討の方に最適の環境であると思います。